深津絵里に旦那はいない！白山春久と20年以上の事実婚の真相

2025年8月4日

深津絵里に旦那はいない！20年以上続く事実婚パートナーとの関係

深津絵里さんには法律上の旦那はいませんが、スタイリストの白山春久さんと20年以上にわたって事実婚状態を続けています。
結婚という形式にとらわれない現代的なパートナーシップとして注目を集めています。

なぜ深津さんは結婚を選ばないのか、子供を持たない理由は何なのか、そして現在の生活はどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

深津絵里は結婚していない事実と理由

深津絵里さんは、2024年現在も正式な結婚はしておらず、法律上の旦那はいません。芸能界でも屈指の美貌と演技力を誇る深津さんですが、51歳になった今でも独身を貫いているのです。

その理由として最も大きいのは、深津さん自身が「一人の時間を何よりも大切にする性格」であることです。1999年の雑誌『LEE』4月号のインタビューでは、「一人っ子だったから自分の時間や物は小さい時から自由に使えたんです。孤独だけどそういう生活が居心地がいいなって思うんです」と語っています。プライベートで一人の時間が取れないとストレスが溜まってしまうタイプで、結婚という共同生活に対して抵抗があるようです。

また、深津さんの仕事に対するストイックな姿勢も、結婚を選ばない大きな要因となっています。過去のインタビューでは「仕事ができないと思ったことはない」と断言しており、女優業に対する強い情熱と集中力を持っています。撮影が始まると役作りに没頭し、全く家事ができない状態になるという深津さんにとって、結婚生活との両立は困難だと考えているようです。

経済的な面でも、深津さんは十分に自立しています。全盛期には年収5000万〜6000万円あったとされ、現在でも映画1本の出演で300万〜500万円を稼ぐことができるため、経済的な理由で結婚する必要性を感じていないのです。女優としての地位も確立しており、自分のペースで仕事を選べる環境にあることも、結婚という形にこだわらない理由の一つとなっています。

事実婚パートナー・白山春久との20年以上の関係

深津絵里さんには法律上の旦那はいませんが、20年以上にわたって事実婚状態にあるパートナーが存在します。それが、カリスマスタイリストとして知られる白山春久さんです。

白山春久さんは1969年生まれで、深津さんより4歳年上の東京都杉並区出身です。業界では超有名なスタイリストで、これまでに木村拓哉さん、反町隆史さん、蒼井優さんなど、数々の大物芸能人のスタイリングを手がけてきました。雑誌では『LEE』『GINZA』『メンズノンノ』などの有名誌で活躍し、ドラマでも『GTO』『まんぷく』『ワンダフルライフ』『ビーチボーイズスペシャル』などにスタイリストとして参加している実力者です。

二人の交際が初めて報じられたのは2006年7月、写真週刊誌『FRIDAY』によるスクープでした。焼き鳥屋で食事をした後、相合傘で深津さんの自宅マンションに入っていく姿が撮影されました。この記事を書いた記者は「芸能人カップルをたくさん見てきたけど、これほどお似合いなのは初めて」とコメントしたほど、理想的なカップルに見えたそうです。

2007年には『女性自身』が「深津絵里さんのマンションに出入りする白山春久さんの姿が何度も目撃されており、2人はほぼ同棲している」と報じました。さらに2015年1月11日には、二人がウォーキングしている姿が再びスクープされ、「交際8年半、激太り恋人と汗だく減量デート」という見出しで報道されました。

現在も白山さんは深津さんの専属スタイリストとして、彼女のあらゆる仕事に同行しています。深津さんの撮影スケジュールを組む際は、まず白山さんのスケジュールを確保することから始まるといわれるほど、公私ともに一心同体の関係を築いています。2015年に深津さんの母親が肺がんで他界した際も、白山さんが家事全般をサポートし、精神的な支えとなったそうです。

深津絵里が結婚という形を選ばない理由

深津絵里さんが白山春久さんと20年以上も交際を続けながら結婚という形を選ばない理由は、彼女独自の価値観と生き方に深く根ざしています。

最も大きな理由は、深津さんが「自由な時間と空間」を何よりも大切にする性格であることです。深津さんは自分の性格について「のんびりや」と表現し、「相手を束縛するのもされるのも嫌い」と語っています。一人っ子として育った深津さんは、小さい頃から自分の時間や物を自由に使える環境で過ごしてきました。親からも「自分の意見を大切にしなさい」という教育を受けており、孤独ではあるものの、そういった生活が居心地が良いと感じているのです。

仕事面での理由も重要な要素となっています。深津さんは作品が始まると役作りに没頭してしまうタイプで、「一つのことに集中してしまう」性格だと自己分析しています。ドラマや映画の撮影が始まると、そちらに集中して全く家事ができない状態になるため、結婚生活で求められる日常的な責任や義務を果たすことが困難だと考えているようです。

また、深津さんは自身を「不器用」と評しており、「空腹じゃない状況で空腹の芝居ができる人はいいけど自分はそれができない。だからその状況に自分も近づけていく」という独特の演技論を持っています。このような徹底した役作りへのこだわりは、結婚という形式的な枠組みよりも、自由で柔軟な関係性の中でこそ実現できると考えているのかもしれません。

さらに、すでに15年以上（2024年現在では20年以上）も白山春久さんと事実婚状態を続けており、お互いの仕事を尊重し合いながら支え合う関係が確立されています。深津さんにとって、法律上の結婚という形式は必要ないと判断しているのです。現在51歳の深津さんと55歳の白山さんにとって、今さら籍を入れることにこだわる必要性を感じていないという現実的な判断もあるでしょう。

深津絵里に子供がいない理由と価値観

深津絵里さんには現在も過去も子供はおらず、これは彼女の人生観と価値観に基づいた意識的な選択であると考えられています。

子供を持たない最大の理由は、深津さんの「一人の時間を大切にする」というライフスタイルと密接に関係しています。子育ては24時間365日の責任を伴うものであり、特に女性にとっては生活の大部分を占めることになります。プライベートで一人の時間が取れないとストレスが溜まってしまうという深津さんにとって、子育てという選択は自分の性格や生き方と相容れないものだったのでしょう。

仕事への情熱も、子供を持たない選択に大きく影響しています。深津さんは14歳で芸能界デビューし、「14歳でやりたいことが見つかってよかった」と語るほど、女優業に生きがいを感じています。年間1〜2本の映画に集中して取り組むというスタイルを確立しており、役作りに没頭する深津さんにとって、子育てと仕事の両立は現実的ではなかったと考えられます。

経済的・精神的な自立も重要な要素です。深津さんは女優として十分な収入と地位を確立しており、「結婚して子供を産む」という従来の女性の生き方に縛られる必要がありませんでした。むしろ、自分の選んだ道を貫くことで、より充実した人生を送っているといえるでしょう。

また、2015年に実母を肺がんで亡くした経験も、深津さんの価値観に影響を与えた可能性があります。母親の深津諭美子さんは有名な書道家で、東久邇宮文化褒章を受賞するほどの実力者でした。66歳という若さで他界した母親の姿を見て、深津さんは人生の有限性や自分らしい生き方の大切さを改めて実感したのかもしれません。

現在の深津さんと白山春久さんの関係は、子供がいなくても十分に充実したパートナーシップを築いています。お互いの仕事を尊重し、必要な時には支え合う関係性は、彼女にとっての「家族」の形なのです。世間の常識や価値観にとらわれることなく、自分たちにとって最も心地よい関係を選択した深津さんの生き方は、多様性が認められる現代において、一つのロールモデルとなっているといえるでしょう。

深津絵里の現在の生活と最新情報

深津絵里さんは2024年現在、51歳を迎えていますが、白山春久さんとの安定した事実婚生活を続けながら、自分のペースで女優業を継続しています。

最新の活動としては、2024年10月17日に亡くなった俳優・西田敏行さんのお通夜に参列し、10月21日にその姿が報道されました。喪服姿で沈痛な面持ちの深津さんでしたが、健在であることが確認され、ファンを安心させました。この時の深津さんは取材には応じなかったものの、西田さんとは2011年の映画『ステキな金縛り』でW主演を務めた縁があり、その死を悼む姿が印象的でした。

2024年4月からは、ダイアン津田さんと共演するCMが放映されており、少ないながらも着実に仕事を続けています。好感度が最も影響するCM業界で起用されていることから、深津さんが今でも高い評価を受けていることがわかります。

また、2023年10月にはフランス・パリで開催された「ロエベ（Loewe）」のパリコレクションに出席しました。ロエベが日本展開を始めてから50年という節目の年に、同い年である深津さんにパリコレへの招待があったのです。パリ東部のヴァンセンヌ城で披露された『2024年春夏ウィメンズ・コレクション』に赤いドレスで登場した深津さんは、50歳とは思えない美しさで注目を集めました。

現在の生活スタイルとしては、以前と変わらず「一人の時間を大切にする」という価値観を貫いています。インスタグラムなどのSNSは一切行っておらず、プライベートの情報発信は最小限に抑えています。メディアへの露出も厳選しており、年間1〜2本の映画出演を中心に活動しているため、テレビで見かける機会は非常に少なくなっています。

住まいについては、白山春久さんと2007年から同棲していると報じられており、現在も二人で生活していると考えられています。深津さんの自宅マンションに白山さんが出入りする姿が何度も目撃されており、家事全般は白山さんがサポートしているという情報もあります。

今後の活動予定としては、2025年秋に公開予定の映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』への出演が決定しています。この作品は、オダギリジョーさんが脚本・監督・編集・出演を兼任する話題作で、深津さんとオダギリさんは2021年のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた縁があります。

深津絵里の旦那と噂される白山春久との出会いから現在まで

深津絵里さんの事実婚パートナーである白山春久さんは、業界でも有名なカリスマスタイリストです。
2002年のドラマ「恋ノチカラ」での出会いから始まった二人の関係は、「カムカムエヴリバディ」での公私にわたる支え合いで再び注目を集めました。

深津さんのがんの噂や引退説の真相、若い頃と現在の変化、そしてインスタなどのSNS情報まで、二人の関係を軸に深津さんの現在に迫ります。

白山春久のプロフィールとカリスマスタイリストとしての実績

白山春久氏は昔から可愛い顔してた(^^) pic.twitter.com/1yPFuFzbOp
— Roy (@Roy_CLG) July 14, 2018

白山春久さんは、深津絵里さんの事実婚パートナーとして知られていますが、業界では「カリスマスタイリスト」として確固たる地位を築いている人物です。

白山春久さんは1969年生まれで、東京都杉並区出身の現在55歳（2024年時点）です。深津絵里さんより4歳年上で、ファッション業界で20年以上のキャリアを持つベテランスタイリストとして活躍しています。

彼の実績は華々しく、日本を代表する大物芸能人のスタイリングを数多く手がけてきました。特に有名なのは、木村拓哉さんや反町隆史さん、蒼井優さんといったトップスターたちのスタイリングです。木村拓哉さんのスタイリングでは、そのセンスの良さから「キムタクファッション」ブームの一翼を担ったとも言われています。

雑誌業界での活躍も目覚ましく、『LEE』『GINZA』『メンズノンノ』といった有名ファッション誌で定期的にスタイリングを担当しています。これらの雑誌は、それぞれ異なるターゲット層を持つ媒体ですが、白山さんはどの雑誌でも的確なスタイリングを提供し、高い評価を得ています。

ドラマや映画での仕事も多岐にわたります。『GTO』では反町隆史さん演じる鬼塚英吉の型破りなファッションを作り上げ、『ビーチボーイズスペシャル』では夏のビーチにマッチしたカジュアルスタイルを提案しました。また、『まんぷく』『ワンダフルライフ』など、時代設定や作品の雰囲気に合わせた幅広いスタイリングを手がけています。

白山さんのスタイリングの特徴は、「その人の魅力を最大限に引き出す」ことにあります。流行を追いかけるだけでなく、着る人の個性や体型、役柄に合わせた提案ができることが、多くのスターから信頼される理由となっています。業界関係者からは「白山さんのスタイリングは、ただおしゃれなだけでなく、着る人を輝かせる魔法がある」と評されています。

現在は深津絵里さんの専属スタイリストとして、彼女のすべての仕事に同行しています。深津さんの撮影スケジュールを組む際は、まず白山さんのスケジュールを確保することから始まるといわれるほど、二人の仕事上の関係は密接です。海外でのファッション誌の撮影（サンフランシスコ、パリ、コペンハーゲンなど）にも必ず同行し、深津さんの美しさを引き立てるスタイリングを提供し続けています。

2002年「恋ノチカラ」での出会いと交際の始まり

深津絵里さんと白山春久さんの運命的な出会いは、2002年に放送されたフジテレビ系ドラマ『恋ノチカラ』の撮影現場でした。このドラマが二人の人生を大きく変えることになったのです。

『恋ノチカラ』は2002年1月から3月にかけて放送された連続ドラマで、深津絵里さんが主人公・本宮籐子役を演じていました。広告代理店を舞台にした恋愛ドラマで、深津さんは堤真一さんと共演し、恋人関係を演じていました。この作品で深津さんのスタイリングを担当したのが、当時すでにカリスマスタイリストとして名を馳せていた白山春久さんだったのです。

撮影現場では、白山さんが深津さんの衣装選びやコーディネートを手がける中で、二人は徐々に親密になっていきました。ドラマの中で深津さんが演じる本宮籐子は、仕事に恋に全力投球する女性でしたが、その役柄を魅力的に見せるスタイリングを白山さんが提供していたのです。毎日の撮影で顔を合わせ、衣装合わせやメイクの相談をする中で、仕事を超えた信頼関係が築かれていきました。

ドラマ終了後も、二人は雑誌やCMなどで一緒に仕事をする機会が増えていきました。深津さんは白山さんのスタイリングセンスを高く評価し、徐々に専属に近い形で仕事を依頼するようになっていったのです。

そして2006年7月、ついに二人の交際が写真週刊誌『FRIDAY』によってスクープされました。焼き鳥屋で仲良く食事をした後、相合傘で深津さんの自宅マンションに向かう姿が撮影されたのです。この時、記事を書いた記者は「芸能人カップルをたくさん見てきたけど、これほどお似合いなのは初めて」とコメントしており、二人の自然な雰囲気が印象的だったことがうかがえます。

出会いから交際開始まで約4年の期間があったことから、二人の関係は急速に発展したものではなく、仕事を通じて徐々に深まっていった堅実なものだったことがわかります。当時、深津さんは29歳、白山さんは33歳という、お互いに大人の恋愛ができる年齢でした。仕事への理解があり、お互いの立場を尊重できる関係性が、長続きする秘訣となったのでしょう。

カムカムエヴリバディでの公私にわたる支え合い

2021年から2022年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、深津絵里さんと白山春久さんの公私にわたる強い絆が改めて注目を集めました。

『カムカムエヴリバディ』は、100年にわたる3世代の女性の物語を描いた朝ドラで、深津絵里さんは2代目ヒロイン「雉真るい」役を担当しました。18歳から始まる役柄を、当時48歳だった深津さんが演じるという挑戦的なキャスティングでしたが、深津さんは見事にその役を演じきり、「史上最高齢のヒロイン」として話題になりました。

この撮影期間中、白山春久さんは深津さんの専属スタイリストとして、NHK大阪放送局の撮影現場に毎日同行していました。朝ドラの撮影は早朝から夜遅くまで続く過酷なスケジュールですが、白山さんは深津さんの衣装だけでなく、ヘアメイクのアドバイスや全体的なビジュアルイメージの構築まで手がけていたのです。

特に注目されたのは、18歳から70代までを演じ分ける深津さんのビジュアルの変化でした。年齢に応じた衣装の選定や、時代背景に合わせたスタイリングは、白山さんの豊富な経験と深津さんへの深い理解があってこそ実現できたものでした。視聴者からは「18歳役でも違和感がない」「年齢を重ねていく様子が自然」といった声が多く聞かれ、その裏には白山さんの緻密なスタイリング計画があったのです。

撮影期間中、深津さんは役作りに没頭するあまり、日常生活のことはほとんど白山さんに任せていたといいます。食事の準備や洗濯、掃除といった家事全般を白山さんがサポートすることで、深津さんは演技に集中することができました。これは単なる恋人関係を超えた、まさに「一心同体」といえる関係性です。

また、長期にわたる大阪での撮影では、深津さんと白山さんが大阪でマンションを借りて一緒に生活しながら撮影現場に通っていたという情報もあります。朝早い撮影に備えて、白山さんが深津さんの体調管理まで気を配っていたことが、関係者の証言から明らかになっています。

『カムカムエヴリバディ』の成功は、深津絵里さんの演技力はもちろんのこと、白山春久さんという最強のパートナーの存在があってこそだったといえるでしょう。テレビ局関係者は「白山さんがいることで深津さんは常に安心して撮影に臨めていた」と語っており、二人の信頼関係の深さがうかがえます。

深津絵里のがんの噂の真相と健康状態

深津絵里さんには「がんではないか」という噂が一部で囁かれることがありますが、現在までにがんであることを示す公式な発表や確かな証拠は一切確認されていません。

この噂が広まった背景には、深津さんのメディア露出の少なさが大きく関係しています。2012年の映画『踊る大捜査線 THE FINAL』以降、テレビドラマへの出演が激減し、2021年の『カムカムエヴリバディ』まで連続ドラマに出演することがありませんでした。この約9年間のブランクが、ファンや視聴者の間で「体調に問題があるのでは？」という憶測を生む原因となったのです。

Google検索でも「深津絵里」と検索すると、関連検索ワードの上位に「がん」という言葉が表示されるほど、多くの人が検索している状況です。しかし、これは実際に深津さんががんを患っているからではなく、姿を見かけなくなったことへの心配から生まれた検索行動だと考えられます。

実際の深津さんの健康状態については、最近の活動から良好であることがうかがえます。2024年10月21日には、西田敏行さんのお通夜に参列する姿が報道されました。喪服姿ではありましたが、しっかりとした足取りで会場に向かう様子が確認されており、健康上の問題は見受けられませんでした。

また、2023年10月にはフランス・パリで開催されたロエベのパリコレクションに出席しています。パリまでの長時間フライトや、ファッションショーでの長時間の着席など、体力的に負担のかかるイベントに参加できていることから、重篤な病気を患っている可能性は低いと考えられます。この時の写真では、50歳とは思えない若々しさと美しさを保っており、むしろ健康的な印象を与えていました。

深津さんの母親である深津諭美子さんが2015年に肺がんで亡くなったことも、噂に拍車をかけた要因の一つです。母親ががんで亡くなったという事実から、「深津絵里さん本人もがんなのでは」と混同してしまう人もいたようです。しかし、母親の病気と本人の健康状態は別の問題であり、遺伝的な要因があったとしても、それが必ずしも発症につながるわけではありません。

現在の深津さんは、年間1〜2本の映画出演に絞って活動しており、自分のペースで仕事を選んでいる状態です。これは病気によるものではなく、自身の意思で選択したライフスタイルだと考えられています。

深津絵里に引退説が流れた理由と現在の活動

深津絵里さんには過去に「引退したのではないか」という噂が流れたことがありますが、2024年現在も芸能活動を継続しており、引退の事実はありません。

引退説が浮上した最大の理由は、彼女の極端にメディア露出が少ない活動スタイルにあります。特に2011年の映画『ステキな金縛り』出演以降、テレビドラマへの出演がほぼなくなり、2021年の『カムカムエヴリバディ』まで約10年間、連続ドラマから姿を消していました。この長期間のテレビ不在が「もう引退したのでは？」という憶測を生む大きな要因となったのです。

また、深津さんはインスタグラムやTwitterなどのSNSを一切利用しておらず、プライベートの情報発信も行っていません。バラエティ番組への出演もほとんどなく、作品のプロモーション以外でテレビに登場することは稀です。このような徹底したメディアとの距離感が、一般視聴者から見て「活動していない＝引退した」という印象を与えてしまったのでしょう。

しかし実際には、深津さんは意図的に活動をセーブしているだけで、完全に芸能界から身を引いたわけではありません。2010年の映画『悪人』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞したことをきっかけに、「1年間に出演する1〜2本の映画に集中して取り組みたい」という方針に転換したのです。テレビドラマよりも映画を選択したことで、一般の視聴者の目に触れる機会が激減したというわけです。

現在の活動状況を見ても、深津さんは着実に仕事を続けています。2022年にはJR東海のCM『会うって、特別だったんだ。』に出演し、1988年の『クリスマスエクスプレス』以来33年ぶりとなる同社CMへの復帰を果たしました。このCMでは年齢を感じさせない美しさで話題となり、多くのファンが「深津絵里は健在だ」と喜びの声を上げました。

2024年には、ダイアン津田さんと共演するCMも放映されており、CM業界での需要は依然として高いことがわかります。さらに、2025年秋には映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の公開が予定されており、オダギリジョーさんとの再共演が実現します。

深津さんが所属するアミューズは、上野樹里さん、吉高由里子さん、清原果耶さんなど若手女優も多く抱える大手事務所ですが、深津さんは今でも看板女優として大切にされています。事務所側も本人の意向を尊重し、無理な仕事のスケジュールを組むことなく、深津さんのペースで活動できる環境を提供しているのです。

このように、引退説は深津さんの独特な活動スタイルから生まれた誤解に過ぎず、彼女は今も自分の選んだ方法で女優業を続けています。メディアへの露出は少なくても、出演する作品では確実に存在感を示し続けているのが深津絵里さんなのです。

深津絵里の若い頃と現在の変化

深津絵里さんの若い頃と現在を比較すると、年齢を重ねてもなお変わらない美しさと、時間の経過とともに深まった魅力の両方を見ることができます。

1988年、15歳の時にJR東海のCM『クリスマスエクスプレス』に出演した深津さんは、当時から大人びた雰囲気と透明感のある美しさで注目を集めました。ショートヘアがよく似合い、15歳とは思えない落ち着いた表情が印象的でした。このCMは山下達郎さんの楽曲と相まって大きな話題となり、深津さんの名前を世に知らしめるきっかけとなりました。

20代に入ると、1997年に放送された『踊る大捜査線』で恩田すみれ役を演じ、国民的人気を獲得しました。当時23歳だった深津さんは、織田裕二さん演じる青島俊作の同僚刑事として、知的で凛とした女性像を体現していました。この頃の深津さんは、ショートカットで活発な印象を与えながらも、どこか儚げな美しさを持っていました。

30代では、2010年の映画『悪人』で妻夫木聡さんとW主演を務め、モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞しました。37歳の時の深津さんは、20代の頃と比べてもほとんど変わらない肌の透明感を保ちながら、演技に深みが増していました。この頃は髪を少し伸ばしており、より女性らしい柔らかな印象も加わっていました。

そして現在、51歳（2024年時点）となった深津さんですが、その美しさは健在です。2021年から2022年にかけて放送された『カムカムエヴリバディ』では、48歳にして18歳から70代までの役を演じ分け、「全く年齢を感じさせない」と話題になりました。特に18歳役を演じた際は、「本当に18歳に見える」「奇跡のアラフィフ」といった驚きの声が多く上がりました。

2023年10月にパリコレに出席した際の写真では、赤いドレスを着た深津さんの姿が公開されました。50歳という節目の年でしたが、肌の張りや瑞々しさは20代の頃と比べても遜色なく、むしろ年齢を重ねたことによる落ち着きと品格が加わり、より魅力的になっていると評価されました。頬の肉が少し落ちてシャープな印象になりましたが、それが逆に洗練された美しさを生み出しています。

このような変わらぬ美貌を保っている秘訣は、深津さんのライフスタイルにあると考えられます。派手な生活を好まず、静かに自分らしく過ごすことで内面からにじみ出る美しさを保っているのです。また、ストレスの少ない生活を送り、食事や睡眠、体調管理を重視していることも、若々しさを維持する要因となっているでしょう。白山春久さんという信頼できるパートナーの存在も、精神的な安定をもたらし、それが外見にも良い影響を与えているのかもしれません。

深津絵里のインスタなどSNS情報と最新の写真

深津絵里さんは、Instagram、Twitter（現X）、FacebookなどのSNSアカウントを一切持っておらず、個人的な情報発信は行っていません。これは彼女のプライベートを大切にする姿勢の表れであり、芸能人としては珍しいスタンスを貫いています。

SNSを利用しない理由は、深津さんの「一人の時間を大切にする」という価値観と密接に関係しています。SNSは常に他者とつながっている状態を作り出すため、プライベートな時間や空間を重視する深津さんにとっては、相容れないツールなのでしょう。また、不特定多数の人に向けて発信することへの抵抗感もあると考えられます。

そのため、深津さんの最新情報や写真を知るには、所属事務所であるアミューズの公式ウェブサイトが最も信頼できる情報源です。
新作映画やドラマへの出演が決定した際には、事務所を通じて正式な発表が行われます。ただし、深津さんに関する情報更新は頻繁ではなく、必要最小限の情報のみが掲載されています。

このように、深津絵里さんはSNS時代においても自分のスタイルを貫き、必要以上の情報発信を行わないことで、かえってミステリアスな魅力を保っています。ファンにとっては物足りないかもしれませんが、それが深津さんらしさであり、長く愛される理由の一つなのかもしれません。